WORKS設計・デザインの実績

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「つなげて、間仕切る」八幡町の住宅

Concept

「つなげて、間仕切る」

八幡町の住宅

夫婦と子供3人のための、木造住宅のリノベーション。1階を全てひとつながりのLDKとし、2階は夫婦の寝室と子供部屋とした。

既存建物は築30年のオーソドックスな木造住宅。柱や梁など基本的に痛んでいるような箇所は見受けられなかったが、2階南面の外壁ラインの荷重をその下にある下屋の小梁で受けるような形になっていたため、その小梁を合成梁化して補強した。

1階からは2階床梁を現しで見せ、かつ床の水平剛性を高めるよう構造用合板で固め、それも現しで1階の天井仕上げとした。

八幡町の住宅

2階の子供部屋は、既存の制約もあり矩形だと4帖程度の部屋の連続としてしか取れなかったため、各部屋それぞれの方角の窓に対して開くという、いわゆる「間取り」とは別のルールで放射状に間仕切ることで、それぞれ個性の違う約5帖ずつの部屋になった。

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Data

  • 用途:専用住宅
  • 敷地:埼玉県飯能市八幡町
  • 面積:117.58m²
  • 施工:株式会社矢島工務店
  • 竣工:2019年8月
  • 撮影:畑 拓
  • 設計:双木 洋介